倉敷市が今年度創設した「おもてなしマイスター制度」で、所定の講習を終えマイスターと認められた人に認定書が贈られました。
倉敷市役所で行われた認定式には、マイスターと認められた受講者196人を代表して11人が出席しました。出席者を代表して「倉敷伝建地区をまもり育てる会」の大賀紀美子さんに、マイスター取得を認める認定書などが贈られました。おもてなしマイスター制度は、美観地区を訪れる観光客の手助けをするボランティアを育成しようと、去年6月から、市が開いてきた講座です。講座は、美観地区の住民や旅館従業員などを対象に行われました。観光や福祉関係者などを講師に、障がい者や外国人などへの接し方を学ぶ講座を、3回以上受講した人をマイスターと認めています。行政が技術の認定をする制度は、全国でも珍しく、伊東市長は「観光客に、『また、倉敷に来たい』と思ってもらえるようなすばらしい制度として、今後も行っていきたい」と意欲を伝えました。




