鬼をテーマにした総社市の冬の恒例イベント「鬼が辻」が、12日(土)に開かれ、鬼に変身した市民たちが集いました。
鬼が辻は、節分で豆をぶつけられた鬼の痛みが分かる、思いやりのある子どもたちを育てようと、町おこし市民グループでつくる鬼が辻実行委員会が19年前から始めたイベントです。参加者は、鬼の格好をしなければならない
というユニークなルールがあり、会場のカミガツジプラザには、午後1時から手作りの角や面をつけ、鬼に変身した子どもから大人まで約1、000人が集まりました。可愛らしい鬼たちは、なわとび、輪投げ、ストラックアウトなどのゲームをして遊び、一方では、より個性的な鬼に変身しようとカラフルな布を身にまとったり、おしゃれなメイクアップを楽しんだりしました。鬼にちなんで、トン汁ならぬ「鬼汁」や「焼き鬼ぎり」「鬼しるこ」など名前に鬼を付けた温かい食べ物も販売されました。フィナーレでは、素敵な鬼を紹介する「鬼のファッションショー」や「鬼のダンス」が行われ参加した親子連れたちは、鬼づくしのイベントを満喫していました。




