児島警察署管内の少年をまもる母の会の研修会が開かれ、子どもを支える家族力の大切さをテーマにした話を聞きました。
この研修会は、幼稚園から高校生までの保護者などでつくる少年を守る母の会が毎年開催しています。今年は、鹿児島県にある通信制の屋久島あおぞら高校をサポートするKTC総合研究所の所長で非行問題や子育て支援などに取り組む森薫さんを講師に迎えました。森さんは思春期の子育てでは、親子のコミュニケーションが最も重要と話し、子どもは親に愛されたいと思っているので「あなたを産んでよかった」「辛いときは休んでいいよ」と声をかけてとアドバイスしました。また、最近、過保護・過干渉になっている親が増えているそうで、親が子に依存し続けると子どもの生きる力を奪ってしまい、自立できなくなると警鐘を鳴らしました。




