文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けている県立倉敷天城高校で、生徒たちが1年間取り組んできた課題研究の成果を発表しました。
課題研究の成果を発表したのは、天城高校理数科の2年生41人です。生徒たちは、物理、化学など4つの分野からテーマを決め、9つのグループに分かれて1年間研究に取り組んできました。このうち、低周波の電磁波がカイワレの発芽に与える影響を調べたグループは、周波数の違いによる発芽の状態を調べ、60ヘルツの低周波がカイワレの発芽率を低くさせるという結論に至りました。発表を終えた生徒たちは出席した教育関係者から実験精度を高めるためのアドバイスを受け、今後の研究の参考にしていました。今月29日には岡山大学で県内の理数科高校の生徒による合同発表会が行われ、天城高校からも3つのグループが研究成果を発表します。




