地域経済の活性化のために若手起業家やベンチャー企業を支援する玉島信用金庫の助成金制度「夢キックオフ」の支援先が決まり、25日贈呈式が行われました。
この助成事業は倉敷市などで起業、または、新たな分野へ進出する事業所などに対して最高100万円を助成し、地域経済の活性化を図ろうと実施されています。贈呈式では、玉島信用金庫大熊 龍彦 理事長が各団体の代表者へ目録を手渡しました。7回目の今回から、地域経済振興支援と社会貢献活動部門の2部門に分けて行われ、地域経済振興部門には、9つの事業が、また、社会貢献活動部門には5つの事業が選ばれました。このうち地域経済振興部門には、水島地区で今年3月に商店街の空き店舗を活用したギャラリーを開き、学生作品の展示・販売を行おうと準備を進めている倉敷芸術科学大学の学生グループが選ばれました。新設された社会貢献活動部門には、県内の介護・シニア情報をまとめインターネット上で公開しているベンチャー企業「ハートバード」が選ばれました。今回の助成金支援には25件の申し込みがあり、審査の結果、倉敷市内14件の支援先に総額500万円の助成金額を決定しました。玉島信用金庫ではこの助成金制度でこれまでに105の事業を支援しています。




