倉敷市内で子育て支援や障がい者福祉の事業を展開する社会福祉法人クムレの職員による実践研究発表会が行われました。
発表会は職員が日ごろの業務の中の改善点などをテーマごとに研究し、福祉サービスの向上につなげる目的で開かれています。会場には職員をはじめ障がい者支援施設の利用者の家族などおよそ200人が参加しました。社会福祉法人クムレでは子育て支援、自立支援、それに発達支援の大きく3つの事業を展開しており、年に1度の発表会で出た研究内容を次年度以降の業務に活かす取り組みを続けています。発表会では全部で34のチームが研究内容を発表しました。このうち、知的障がい児通園施設倉敷学園の太田理恵さんらのチームは子どもの保護者と職員のテーマ別座談会の効果について研究した中身を発表しました。園では座談会で出た意見をもとに、ボールを使った遊びができるエリアと粘土やお絵かきなどをするエリアに分けて子どもを遊ばせたところ子どもの反応に違いが見られたことから定期的に子どもの遊ぶ環境の見直しが必要だとまとめました。




