様々な素材からできた「かばん展」が、倉敷アイビースクエアの愛美工房で開かれています。
会場には、倉敷帆布のトートバッグや児島のジーンズメーカーが作ったデニム素材のバッグなど地元を中心にした10のメーカーのカバン およそ800点が並んでいます。愛美工房では、地元の業種の異なる様々な企業がかばんを製造していることに着目し、今回はじめて企画展を開きました。こちらは、イグサを使ったバッグです。職人がひとつひとつ手編みで作ったシンプルなバッグでイグサのもつ素朴な雰囲気がいかされています。また、こちらは倉敷のアパレルブランドが作った泥染めのバッグです。30回から40回にわたって泥染めを繰り返し、およそ2年かけて染め上げた生地を使っています。泥に含まれる鉄分の量によって色合いが異なり、どこか温かみを感じさせてくれるやさしいイメージのカバンになっています。このほか、会場には沖縄在住の漆作家が手がけた琉球漆器の漆と宮古上布を組み合わせたユニークなカバンも展示していて、個性あふれるカバンがずらりと並んでいます。このカバン展は来月27日(日)まで倉敷アイビースクエアの愛美工房で開かれています。




