真庭市のガラス工芸作家豊本善隆さんのステンドグラス展が、倉敷市の日本郷土玩具館プラスワンギャラリーで開かれています。
“春を呼ぶステンドグラスの灯と笑顔になれる鏡”と題した豊本さんの個展は、春の花や干支のウサギなどをモチーフにしたランプシェードと、絵皿、鏡フレームなど約40点が出品されています。豊本さんは、かつて倉敷美観地区の近くに工房「リッチアカデミー」を構えていましたが、15年前からは、真庭市の湯原に工房を移しています。日本郷土玩具館ギャラリーでは、30年前に初めての個展を開いていて、今回は、優しく反射する色ガラスの光が美しいステンドグラス作品を展示しています。特に、エナメル質の絵の具でヤマザクラやツバキなどの花を描き300度の高温で 色ガラスに焼き付けた絵皿は、蒔絵のような趣が感じられます。ガラス工芸作家豊本善隆さんのステンドグラス作品展は、23日(日)まで倉敷市中央の日本郷土玩具館プラスワンギャラリーで開かれています。




