県内最大の海水浴場で日本の渚百選にも選ばれている玉野市の渋川海岸の松林で松くい虫の予防薬を注入する作業が行われました。
作業は玉野市から委託を受けた業者によって行われ、木の幹にドリルで穴を開け予防薬を注入していきました。今回は海岸に植えてあるおよそ300本のクロマツのうち中央付近の78本に予防薬を入れました。予防薬は一度入れると、5年間ほど効き目があるということで寒い時期に作業をしたほうがより効果的だということです。玉野市によると最近では渋川海岸のクロマツに松くい虫の被害は出ていないということで、今回、予防薬を入れた78本は去年の10月に栄養剤の散布もしているということです。玉野市では年に一度の松くい虫予防薬の注入のほか枝の剪定などを渋川観光協会に委託して、クロマツを管理しています。渋川海水浴場は年間およそ9万人の海水浴客が訪れるということです。




