玉野市で18日、地域のキャラクターなどを活かした商店街の例を参考に、活気あるまちづくりを考える研修会が開かれました。
研修会には県内の商店主や経営者など、およそ30人が参加しました。講師には現在、玉野市で玉野市出身の漫画家いしいひさいちさんのキャラクター「ののちゃん」を活用したまちづくりを進める、伊達元英さん、そして、神戸市長田区で鉄人28号などの漫画で商店街の賑わい創出に成功した、有限会社協働研究所の東朋治さんが招かれました。二人は全国の商店街が取り組む、キャラクターを活かしたまちづくりなどの事例を紹介したあと、パネルディスカッションを行いました。ディスカッションでは、今後のまちづくり活性化の主流は、地元ゆかりのキャラクター利用の他に、地域の歴史や文化など普遍的なものを再発見し、活用していくことが最も重要との指摘がありました。また失敗を恐れず、様々な事業を展開し、積極的に他の催しなどとコラボレーションさせていくことが成功の秘訣だということです。地元ならではの資源を掘り起こし、それを地域が一体となって盛り上げていくことが今後の商店街活性化の鍵と、参加者は受け止めたようでした。




