総社市立池田小学校で児童がわらじ作りに挑戦しました。悪戦苦闘しながら自分だけのわらじを完成させていました。
わらじ作りに挑戦したのは池田小学校の5年生10人。履いたことがなければ、もちろん作ったこともありません。わらじ作りの講師は池田小学校区に住む小倉丘さんです。一年を通して5年生に米づくりを教えている方です。池田小学校では田植えから収穫まで一連の米作りについて学んでいて、わらじ作りもその一環です。日本の伝統文化を学ぶことはもちろん、収穫後のわらも生活に活用していたことを知ってもらうために行っています。講師の小倉さんは簡単に作っていきますが、見るのとやるのとでは大きく違うようでなかなか上手くいきません。アドバイスをもらいながらわらじ作りを進めます。コツをつかんだ児童は自分のわらじを完成させ、友達を手伝います。作業開始からおよそ3時間。ほとんどの児童が片足分は完成させました。大きさや形は、バラバラ。それでも一生懸命に作ったわらじ。子ども達にとって、わらじづくりが貴重な体験になると同時に、一年間を通して行った米作りでお米の大切さを実感していました。自分たちで作ったわらじは今後、実際に履いて歩いてみるということです。




