今月11日にブラジルで発生した洪水被災者を支援するため、総社市とAMDAは、総社市在住のブラジル人で市の嘱託職員の譚俊偉さんとAMDAの看護師石岡 未和さんを派遣することにしました。
これは 先週の金曜日、AMDAからの提案に対し、片岡総一総社市長が賛同する形でまとまり、今日開いた記者会見で発表しました。総社市とAMDAが 平成21年6月に多文化共生社会構築のパートナーとして協定を結んでいたことが大きな理由です。今回、ブラジル リオデジャネイロ州で発生した洪水や地すべり被害は死者500人を超え、孤立した地域が出るなど救援活動が難航しているそうです。2人はあす18日の夜 出発し、2月1日まで、サンパウロ市や被災地などで支援情報の収集に当たり、必要があれば二次支援を要請することにしています。また 総社市、AMDA、総社ブラジリアンコミュニティーは総額87万2760円の義捐金を譚さんに託しました。会見に同席したAMDA代表の菅波茂さんは今回の支援について「 いち自治体が海外支援を進め、働きかけることは非常に意義深く、今後、総社市と内外のブラジル人の信頼構築につながれば」と期待を寄せました。




