消防署員や団員らの士気を高める消防出初式が総社市で行われ、消防活動への決意を新たにしました。
消防出初式には、消防署員や市内18の消防団員をあわせておよそ700人が参加しました。総社市消防本部の栢野豪消防長は「救急救命体制の充実強化を図り、災害のない1年にしましょう」とあいさつしました。また、片岡聡一市長は「総社市のために力を貸してください。ともに地域を守っていきましょう」と団結を呼びかけました。総社市の消防署管内では、平成22年の火災発生件数が前年よりも2件減少したものの民家の全焼火災が増え、焼損面積はおよそ9倍に膨れ上っています。総社市消防本部では、こうした現状を踏まえすべての住宅に設置が義務付けられた住宅用火災警報器の設置を市民へ呼びかけていくことにしています。なお、式典では、消防行政や活動に功労のあった個人194人と7団体に表彰状が贈られました。




