県立倉敷南高校で13日、恒例の「百人一首大会」が開かれました。
倉敷南高校では、かるた取りという伝統的な遊びを通じて古典文学への興味を深め、仲間づくりをすすめようと平成5年度から毎年、一年生を対象にした百人一首大会を開いています。18年目になる今年の大会では、一年生8クラス315人が参加しました。競技は、クラスごとに3人から4人のチームを作り80チーム対抗で行われました。赤木圭介校長をはじめ、先生たちが順に上の句を読み上げると生徒達は目を凝らして下の句の札を探し、懸命に手をのばしていました。特に、この大会に向け暗記してきた歌が読み上げられると上の句を聞いただけですばやく下の句の札を取る生徒もいて、拍手と歓声が沸きあがっていました。倉敷南高校では、百人一首大会を通して和歌のすばらしさに触れ古典文学への関心を高めると共に遊びながらものを覚える体験を今後の学習に活かしてほしいとしています。大会の結果クラス対抗の部では、一位、6組 二位、8組 三位、1組でした。なお、個人の部第一位は、51枚を取った6組の兼崎卓也君でした。




