小正月、1月15日の行事「とんどまつり」が、12日、倉敷市真備町の薗幼稚園で行われました。園児たちは、正月飾りなどを燃やして今年一年も元気で健康に過ごせるよう願いを込めました。
倉敷市立薗幼稚園の園児約60人は、家から持ち寄った正月飾りやしめ縄を園庭の中央にうず高く並べ「とんど」を作りました。地域住民と一緒に日本の伝統行事を体験している薗幼稚園では、小正月の行事「とんど祭り」も毎年、行っています。今年は、年神さまを迎えるために神棚や床の間などに飾っていたといわれる大きなしめ縄飾りを見せてもらいました。書初めの清書を燃やして高く舞い上がれば、字が上手なることにあやかり「サッカーをがんばる」「二重跳びが出来るようになる」など園児たちは文字や絵で描いた願い事の紙も一緒にとんどの中に入れて燃やしました。とんどに火が入るとパチパチと炎が舞い上がり、子どもたちは、火に当たりながら災難を祓い清める力があるといわれる煙を浴びて、今年一年の健康を祈りました。また、鏡開きした餅を残り火で焼いて、とんどまつりのあとぜんざいに入れて食べました。




