消防署員や団員たちが参加する新年恒例の消防出初式が、倉敷市で開かれました。
式には、消防署員や倉敷市内の42の消防分団員など1566人が出席しました。倉敷市消防局の田中誠消防局長は、「安心安全を守るという使命はもちろんのこと、市民のニーズにより一層応えていき、高い信頼を得られるよう尽力していきましょう」と職員、団員たちに呼びかけました。また、倉敷市の伊東香織市長は、「火災から市民の生命や財産を守っていくための努力を、引き続き宜しくお願いします」と挨拶しました。倉敷市消防局管内では去年、火災件数はおととしから24件減り135件でした。これは平成17年に真備・船穂両町が管内に編入されて以来、一番少ない件数となりました。救急出動件数も近年は減少傾向にあるということです。出席者はより一層、地域の防災力を高めようと決意を新たにしていました。式では消防行政に功労のあった人への表彰も行われ、児島消防署の消防指令長佐藤秀明さんらに永年勤続功労賞が贈られたほか、合わせて324人が表彰を受けました。




