倉敷芸術科学大学芸術研究科大学院生による修了制作展が、今日から、倉敷市中央の加計美術館で始まりました。
会場には、この春、倉敷芸術科学大学芸術研究科の修士課程を修了する14人の作品が展示されています。1999年に大学院が設立されて以来、毎年開催されており出展した学生にとっては、2年間学んできた集大成といえる作品です。今年は、日本画や陶芸、ガラスなど31作品が展示されました。美術専攻の鈴木秀雄さんは、水の中を泳ぐ金魚をアクリル絵の具を使って表現した大作を発表しました。また、谷本さやかさんは、「衣更」というタイトルで夏の終わりから秋の始めに咲く「葉鶏頭」を描きました。成熟すると先端の葉が赤く染まる様子やスケッチ中に、偶然発見したバッタの脱皮の様子など植物と昆虫の衣替えを描いています。修士課程の修了制作展は、今月23日まで開催され、来月16日からは、博士課程の修了制作展が開催されることになっています。




