今年、操業開始から50年を迎える水島コンビナートでも多くの企業がきょう(5日)までに仕事始め式を行いました。去年12月に日産との提携強化を発表した三菱自動車の水島工場ではきょう、11日ぶりに生産ラインが稼働しました。
あさ8時過ぎ、電気自動車「i‐MiEV」を製造する商用車組立課では、従業員およそ120人が集まりました。益子 修社長と1月1日付で着任した水島製作所の横井英雄 新所長の年頭挨拶を聞いた後、「頑張ろう」の掛け声で新しい年の仕事をスタートさせました。
三菱自動車では、今年、電気自動車の北米向け輸出や軽四の商用車タイプの電気自動車の販売開始を予定していて水島製作所では、今年5月までに大量生産可能な軽四組立ラインへ製造を移す予定です。
組立ラインでは、現在、去年12月から一般販売をスタートしたヨーロッパ向けの製造が中心に行われています。三菱自動車では、2012年度に1万8千台、翌2013年度には、4万台以上の電気自動車の生産を計画しています。




