小中学生が自作のロボットでサッカーの試合をする「ロボカップジュニア2011倉敷ノード大会」が開かれました。
ロボカップは、ロボット工学や人工知能分野の発展を目指して開催される自立移動ロボットの世界大会です。一次予選となる倉敷ノード大会には、倉敷市をはじめ岡山市や総社市の小学5年生から中学2年生までの51人・24チームが参加。49台のロボットがサッカーをして予選リーグ・決勝トーナメントで争いました。ロボットは市販のブロックやモーターなどで組み立てられ、ボールから発している赤外線をセンサーが受信することで、ボールを追いかけるように前後左右の動きを制御する自作のプログラムが組み込まれています。試合には1チーム2台のロボットが出場。相手ゴールにボールを押し込み、多く得点したチームが勝ちとなります。参加した子どもたちは、タイヤを大きくして走行能力を高めたり、赤外線の受信部の取り付け位置を工夫して、正確にボールに向かって進めるようにするなど、各チームでそれぞれ工夫した自慢のロボットで試合に臨みました。前半・後半各7分間で行われた試合では、人工知能を持ったロボットたちがボールを目がけてフィールドを駆け回り、次々と華麗なシュートを披露。子どもたちは、自作のロボットにさかんに声援を送り、白熱した試合を見せていました。なお、この大会の上位13チームが2次予選となる岡山ブロック大会へと進むことになります。




