倉敷市の連島東地区社会福祉協議会が設立され、きょう初の総会が開かれました。
総会には 地区の関係者など60人近くが出席しました。連島東地区の社会福祉協議会は地域の福祉、とりわけ高齢者対策を主眼に各町内会や民生委員などの団体で構成されています。会では、会長に浅野武雄さんを選出したほか40人の役員を決めました。倉敷市の伊東香織市長は「福祉の名の下に地域がさらに結束を深めてください」と祝辞を述べました。会では今後、一人暮らしの高齢者の実態把握を行い、支援体制を話し合っていくほか、正月にとんどまつりを開き、三世代の交流を深めるなどの事業を予定しています。
これで倉敷市内の社会福祉協議会は63地区のうち40地区に設立されたことになりました。しかし、他の同規模の自治体と比べると遅れていて地域あげての高齢者への支援は理解されても、「具体的に誰が実行するのか」といった問題が、設立されていない地区の課題となっています。




