岡山河川事務所は22日、高梁川内で伐採した樹木およそ3千本を希望者に無料配布しました。
岡山河川事務所では毎年冬に県内の河川で伐採するヤナギやエノキなどを希望者に無料で提供しています。ヤナギなどの樹木は洪水時に川をせき止めてしまう厄介者として扱われていますが、伐採した木はヒラタケ栽培用のぼだ木や薪として使えるため市民から需要があります。河川事務所側にとっても伐採木の処分費用を大幅に削減する効果があるということです。今年の冬は高梁川流域で例年の7倍となるおよそ50万平方メートルを伐採し、来月までに倉敷市内でおよそ8千本を配布する予定です。次回の無料配布は今月24日、倉敷市の船穂橋上流の河川敷で朝8時半から行われる予定です。




