玉野市と香川県高松市を結ぶ宇高航路を運行するフェリー会社2社は18歳から24歳までの若者を対象にした運賃割引の社会実験をきょうから開始しました。
運賃割引の対象となるのは高速料金が乗用車上限1千円になる休日の時間帯に出航する便です。12月は、18・19日と23日から26日、1月は1日から3日、8日から10日までです。18歳から24歳が運転する乗用車や軽自動車の運賃が片道1千円となり、料金は現行の半額以下となります。この社会実験は先月開かれた「宇野高松航路活性化再生協議会」で決定しました。「宇野高松航路活性化再生協議会」が10月と11月に実施したフェリー利用者や玉野市・高松市の市民へのアンケート調査では、24歳以下の若者が「宇高航路を知らない」とする回答が6割を超えていました。今回の割引サービスを通じて宇高航路の認知を向上させるとともに、若者の利用促進を図りたい考えです。今回の割引サービスの結果などを報告する第4回宇野高松航路活性化再生協議会は来年1月中旬に開かれる予定です。協議会では、安定した宇高航路の存続に向けた具体策を来年3月までにまとめる方針です。




