備中県民局が広域観光モデルコースとして打ち出した備中地域の造り酒屋を見て回る「備中杜氏の郷」ツアーが、今回から民間主体の観光ツアーとして始まりました。
100年以上の歴史を持つ倉敷市本町の造り酒屋・森田酒造には日本酒ファンなど5人が集まりました。森田酒造では袋に入れたモロミを木製の桶に詰め込み積み重ねた袋の重みで酒を搾る「槽搾り」と呼ばれる伝統製法で作った「荒走り」を主力商品としています。参加者たちは製造過程の説明を受けながら搾りたての日本酒を味わいました。
このツアーは来年1月と2月にも実施されます。ツアーを実施した両備ホールディングスでは、参加者の反応などを見て、ツアー内容の充実を図りたいとしています。




