11月13、14日、勝央町で開催された県高等学校演劇発表会で最優秀賞に選ばれた総社高校演劇部が今週末(12月18、19日)、松江市で開かれる中国地区大会に初出場することになり練習に余念がありません。
創部以来、初めての中国大会への出場権を得た総社高校演劇部。現在、部員は、1、2年生のわずか5人です。これまで県大会出場を目指して芝居の稽古に励んできました。今回、総社高校演劇部が上演するのは、今年4月に亡くなった作家・井上ひさしさんの戯曲「父と暮せば」。原爆投下後の広島を舞台にした父と娘の二人芝居です。生き残ったことへの罪悪感を抱く娘(三津江)は、好意を寄せられている男性になかなか心を開くことができずにいると、亡くなった父親(竹造)が現れ、娘を応援すると言う内容です。11校が出場した県大会では、最優秀賞の県教育長賞を受賞し、初の中国地区大会へ出場を決めました。




