今年創立80周年を迎えた大原美術館では、きょう、名画の上に積もった一年間の埃が取り払われました。
大原美術館の職員やパートなど55人が、それぞれの展示室に分かれて絵画と彫刻113点が展示された本館を大掃除しました。2階展示室では、学芸員によってゴーギャンの「かぐわしき大地」やモネの「睡蓮」などの名画が慎重に床に下ろされました。そして、刷毛を持った職員らが、額縁の装飾に積もった埃を掃き落とし、ガラス面の曇りを布を使って磨き上げました。大原美術館では、今年、80周年記念展や大原BEST展などが注目を集め、今年度は前年を2万人上回る35万人の来場者を見込んでいます。大原美術館は、年末までに分館や児島虎次郎館などの大掃除を行う予定です。今年の営業は、26日(日)まで、新年は、元日からの営業です。




