今年春の「倉敷音楽祭」、美観地区などで楽しい音を響かせた秋田県の劇団わらび座の音楽パフォーマンスバンド「響」が、再び倉敷を訪れ、ミニコンサートで市民と旧交を温めました。
「響」は、伝統と現代がぶつかり合う新しい音を求めて和、洋楽器を使った独特の舞台で知られています。全国で年間百数十回のコンサートや学校公演をこなし、今年3月には「倉敷音楽祭」の屋外ステージや美観地区の水上ステージで卓越したパフォーマンスを披露して、市民や観光客を魅了しました。今回はファンのリクエストに応えて再び倉敷を訪れ、およそ60人の前で、尺八や琴、エレキギターなどでオリジナル曲とおなじみのメロディーを披露しました。最後はサプライズが用意されていました。今年秋の国民文化祭の開会式でナビゲーターを務めたあっ晴れ組との競演です。響の演奏と客席の手拍子に乗せて「とこはい下津井節」をあっ晴れ組の6人が踊りました。今年開かれた二つの文化イベントの年末に実現したコラボに客席も大喜び。倉敷物語館は、秋田のバンドと倉敷市民の新しい交流の物語が綴られていました。




