不正薬物やけん銃などの密輸入を水際で阻止しようと水島税関支署はきょうから1週間、「年末特別警戒」を実施します。初日のきょうは取り締まりを担当する職員が集まり、出陣式が行われました。
年末特別警戒は年末年始を控えて慌しくなるこの時期に取り締まりを強化しようと毎年実施しています。出陣式では水島税関支署の藤江真二支署長が職員を前に「密輸入を阻止すべく職員が一丸となってハイレベルな取り締まりを徹底していかなければいけません」と呼びかけました。今年7月に岡山空港、9月には広島空港で外国人旅客による覚せい剤の密輸入事件が相次ぎ摘発されるなど、近年の不正薬物の密輸は取り締まりの手薄な地方が狙われる傾向があります。年末特別警戒期間中、職員らは海、陸での取り締まりに加え、商業貨物の検査を徹底し、取り締まりにあたります。




