玉野市の東児市民センターで子どもたちが正月用のしめ縄作りに挑戦しました。
しめ縄作りは、玉野市胸上(むねあげ)地区の放課後児童クラブ「胸上子ども学級」が正月前のこの時期に、地域の子どもたちに日本の伝統文化であるしめ縄作りを体験してもらおうと開きました。きょうは、胸上小学校に通う1年生から6年生までの児童、24人がしめ縄作りに参加しました。児童らは、子ども学級の安全管理員を努める山下頼子さんら、地域のお年寄り2人にしめ縄の作り方を教わった後、早速、作業に取り掛かりました。子どもたちのほとんどがしめ縄作りはもちろん、藁ですら触った経験がないとあって山下さんたちに手伝ってもらいながら子どもたちは両手に力を込めて束の藁を徐々に寄り合わせていきました。中には、何度も寄りを戻しては再挑戦する子どもたちもいましたが、30分ほどで大きさや形も様々な個性あふれるしめ縄が完成しました。出来上がったしめ縄はそれぞれの自宅に持ち帰った後に、ダイダイや昆布などをつけて、玄関前などに飾ることにしています。胸上子ども学級では、こうした活動を月に2回のペースで行っており、今後はクリスマス会や大縄跳びなどを開く予定です。




