有識者や市民などでつくる玉野市民病院改革検討委員会は、市民病院の経営改善策などを盛り込んだ提言書を取りまとめました。
提言書は、大きく5つの項目からなります。市民病院を中長期の医療機能に対応できる病院として、位置づけています。主な内容としては、医師の確保に取り組むことや民間の手法を取り入れた経営管理機能の強化などで、累積赤字が膨らむ病院の一層の経営改善を促しています。さらに、人件費の削減の検討も含めた経費削減策を盛り込んでいます。玉野市民病院は、平成21年度で、25億円あまりの累積赤字をかかえています。この委員会は、市民病院の経営改善を図るために、今年6月から議論を重ねてきました。取りまとめた提言書は、来月、市長に提出されます。




