地域住民と国とで意見交換をしながら整備を進めてきた総社市の国道180号の歩道整備が完成し、工事内容の報告と結果についての勉強会が開かれました。
国土交通省岡山国道事務所と総社市が開いた会には、地元の住民、学校関係者、警察、関係の行政機関からおよそ20人が出席しました。
総社市内の国道180号は、道路の幅が狭く、家屋が道路近くに建ち並んでいるため、歩行者にとって危険な状況にあります。今回整備されたのは、総社高校からNTT電話交換所付近までのおよそ900メートル区間で、歩道スペース確保のためのガードパイプやポストコーンが設置されました。また、側溝のふたを従来のものより網目の細かいものに変えるなど、住民の意見が反映された結果となっています。岡山国道事務所では、現地調査や意見交換をしながら地域住民の意見を反映した道路整備を進めようと、取り組んでいて、今後もこうした勉強会を開くなどして、地域住民の安全を確保したいとしています。




