地域活性の担い手を育成しようと、倉敷に全国から若者や関係者がやって来ました。倉敷の古い通りを歩きながら地域活性のポイントを熱心に学んでいました。
この研修は、全国商工連合会などで作る全国商店街支援センターが地域活性化の担い手を育てようという「現地マネージャー育成事業」の一つとして行われました。この育成事業で、地域活性化モデル地区の一つに倉敷が指定されたほか、街づくりのノウハウを伝授する「先人」としてKCTの番組「朝ぶら」や町家を改装した店舗の経営で知られる辻信之さんが選ばれています。研修には、全国の先進地で地域活性化の研修を受けている20代の若者や、先進地のリーダーとして活躍する人など11人が参加しました。参加者は、東町から本町にかけての通りや町家を見学し、辻さんの説明を聞きながら江戸時代から暮らしの中に受け継がれた伝統を活かした街の活力の要素を学んでいました。この事業では、辻さんの元にさらに千葉県から研修生が訪れ深くまちづくりのコツを学ぶほか、全国の人材ネットワークを構築していくことになっています。




