地元消防団が出向いて活動について説明する出前講座が、総社市立総社中学校で開かれました。
講座には総社中学校の1年生およそ100人が集まり、消防団員から説明を受けながら消火器による消火や放水などの体験をしました。総社市では現在、18団の消防団が組織されていて1,018人が活動しています。団員の平均年齢は42歳で、年齢制限を設けていないことから年々高齢化が進む一方で、若い世代の団員の確保が難しくなってきているとのことです。消防団員は将来の地域の防災活動の担い手となってもらいたいと話し、生徒たちは体験を通じて消防団への理解を深めていました。消防団は火災や自然災害などへの対応だけではなく、今では地域コミュニティの活性化にも大きな役割を担っていることから、総社市消防本部ではこうした出前講座を通じて消防団への興味をもってもらいたいとしています。




