倉敷市や浅口市に住むパッチワーク愛好家たちの作品展が、倉敷市立美術館で始まっています。
作品展を開いているのは、倉敷市玉島でパッチワーク教室を開く田野久代さんの教室生たち「キルトの部屋Qt.」です。パッチワークは、大きさや素材の違うたくさんの布を縫い合わせて、1枚の大きな布にする技法で、制作はすべて手縫いで行います。そのため、タペストリーやベッドカバーなど大きなものを作るには、1年間くらいかかるそうですが、手縫いならではの温かみのある作品が出来上がるそうです。会場には、50代から70代の教室生30人が丹精して作った作品が並び、訪れた人は、足を止めて見入っていました。また、展示スペースの一角では、無料のパッチワーク体験も行われています。1時間ほどで出来る花瓶敷きを、会員に教わりながら作ることができます。パッチワーク愛好家「キルトの部屋Qt.」の作品展は、今月21日(日)まで、倉敷市立美術館で開かれています。




