倉敷市の住環境の指針について協議してきた倉敷市住生活基本計画審議会が、基本計画の答申をしました。
まとめられた答申書は、住生活基本計画審議会の緒方 清隆会長から倉敷市の河田 育康副市長へ手渡されました。倉敷市が住生活の基本計画を策定するのは初めてで、諮問された審議会は去年11月から5回にわたって、会議を重ねてきました。答申書には・暮らしの質の高い居住環境の形成・生涯をいきいきと過ごせる住宅・環境づくり・地域資源を活かした生活スタイルの確立の3つの点を基本目標としています。新しい取り組みとして、県内産木材の使用率や太陽エネルギーの使用など市独自で基準をつくり、ハウスメーカーなどと協力しながらエコ住宅の普及を図ること。利便性の高い中心市街地への居住を進めるために希望者へまちなかの空家を紹介する「空家バンク」の構築―が盛り込まれています。倉敷市では、この答申をもとに年内まで市民の意見を募集し、今年度中に計画を策定することにしています。




