フェリーなどの大型船舶の火災を想定した大規模な訓練が、玉野市で16日午前行われました。
訓練には玉野海上保安部や玉野市消防本部、フェリー会社などから合わせて89人が参加。宇野港に係留中の旅客船の甲板から出火し、乗客2人が行方不明という想定で訓練は進められました。出火直後、初期消火が行われ、乗客を誘導し船外へ素早く避難させました。そして、船内で行方不明の乗客を捜索し担架で救助・搬送をしていきました。訓練に参加した海上保安部や、消防署などの職員は迅速な動きでそれぞれの役割をこなしていました。この旅客船火災事故対策訓練は海上保安部と消防本部が災害時の連携をより深めていくことを狙いに今回初めて実施されました。




