総社市新本の本庄国司神社の神田で、古代米・赤米の稲刈りが行われました。
赤米は新本本庄赤米保存会と新本小学校の5年生児童が今年6月下旬に田植えをして育ててきました。およそ2アールの畑では稲穂が頭を垂れ、収穫の時期を迎えていました。保存会のメンバーと児童たちは、鎌を手に赤米を刈り取っていきました。本庄国司神社では1000年以上前からお供え用として赤米を神田で育てています。例年なら150センチほどの背丈になりますが、今年は、夏の暑さなどの影響で例年よりも背丈が低く成長が心配されました。それでも収穫量は例年とほぼ同じ量となりました。刈り取った赤米はおよそ2週間後にみすりを行い、12月20日の霜月祭で神饌として供えられることになっています。




