倉敷市連島町の梶房智彦さんは、交通事故ゼロを願い、16年間、手書きの交通安全啓発新聞を発行し続けています。毎月1回発行の新聞に加え、年に一度発行するカレンダーも10作目となりました。あらためて、交通事故防止を訴え続ける梶房さんの思いを取材しました。
倉敷市連島町亀島新田の県道藤戸―連島線でひときわ目を引く「危ねぇなぁ~そのスピード」この看板のすぐ東側のお宅に住む梶房智彦さん77歳。「悲惨な交通事故を二度と繰り返してはならない」と交通安全を呼びかける世界一小さな新聞を書き続けています。毎年、11月は、交通ルールやマナーの大切さをまとめた来年用のカレンダーを発行しています。2011年は、「ゴジャーするな 緊急車妨害違反」など岡山弁を用いたユーモラスなカレンダーになっています。梶房さんが、今やライフワークとして、1994年から発行している交通安全事故防止新聞は、11月の最新号で通算270号を数えます。読みやすく、ほぞんしやすいようにと考案されたハガキ版の小さな新聞ですが、これまで、地元の小中学校や企業、公民館などへ配布しています。




