スーパーサイエンスハイスクールの指定を受けている清心女子高校で、今日、研究成果発表会が行われました。
清心女子高校では、女性の理系進学へ向け2006年に生命科学コースを新設するとともに文部科学省からスーパーサイエンスハイスクールの指定を受けています。今年で5年目を迎え、今日は、これまでの研究成果が発表されました。課題研究では、高校2年生が中心に取り組み物理や化学、生物の3分野をグループごとにまとめてきました。中庄地域に生息するカメを研究したグループは、外来種のカメが増えている現状や冬を越すカメが生息し続けるために「豊かな自然を残すことが大切」と呼びかけました。また、絶滅危惧種に指定されているデンジソウの研究では、コンクリート壁で繁殖できなくなっている点に注目し、効率的な繁殖方法について研究した成果を発表しました。今日発表した生徒たちは、明日、広島県福山市で全国の理系を学ぶ女子高生や学生が集うイベントに参加することになっています




