倉敷市防災会議が倉敷市消防局で開かれ地域防災計画の見直しを行いました。
倉敷市では市民や関係機関が連携し、災害予防や応急対策を行うことを目的とした、「倉敷市地域防災計画」を定めています。26日の会議ではこの計画を見直すため、伊東香織倉敷市長をはじめ行政やライフラインなどの関係機関からおよそ50人が出席しました。防災計画の修正案の審議で中心となったのは、風水害対策と震災対策についてです。具体的には、風水害時の避難勧告などの発令基準を見直し、市民がより早く避難出来るようにすることや、避難場所へのマンホールトイレの整備を早急に行うことなどです。多くの修正案の中に「男女双方の視点等に配慮するよう努める」という記述が新たに加えられ、被災時に男女それぞれのニーズをより反映できる防災計画を目指しています。26日話し合われた修正案は全て承認されました。修正案を加えて一新された倉敷市地域防災計画は来年度から実施される予定です。




