漁業の町倉敷市大畠で豊漁を祈願する恒例の海神社の秋祭りが行われました。
この祭りは海神社に祭られている海の神様に1年間の豊漁を祈願する祭りで、この地区の伝統行事です。祭りには北、中、川、奥、南の5つの氏子地区からそれぞれ揃いの法被に身をつつんだ男衆およそ100人が参加し、声を枯らしながら勇ましい姿を見せました。この祭りの特徴は、大きな千歳楽が、小ぶりの神輿に激しくぶつかっていくところで、別名「けんかまつり」とも言われています。千歳楽と神輿が激しくぶつかればぶつかるほど海の神様が喜ぶといわれていて、参加した人たちは威勢のいいかけ声とともに千歳楽を勢いよく神輿に突っ込み、それぞれ必死で支えていました。沿道には大勢の観客が集まり、勇壮な祭りの様子を手に汗を握りながら見守っていました。




