玉野市の生け花愛好家による流派の垣根を越えた生け花展が、きょうから、玉野市総合文化センターで始まりました。こちらの話題、インタビュアーは、現在、KCTで職場体験中の中学生に務めてもらいました。
この生け花展は、玉野市文化協会華道部が主催して、春と秋の年2回、開いています。秋の生け花展のテーマは、華やかの『華(はな)』です。生け花展は、玉野市内の8つの流派がそろって出品しているのが特徴で、華やかさを強調した生け花およそ130点が、並びました。一際注目を集めるのが、5人で生けた桑原専慶流の大作です。フジヅルなど身近な花材を使って、丸い輪を形作り、「玉野市の平和の輪が、後世に続くように」と、願いを込めています。小学6年生の小原陽花さんは、おじいちゃんが育ててくれたカボチャを使って、生けています。このように、幅広い年代の愛好家たちが、『華』をテーマに、意欲作を並べています。秋季いけばな展は、今月24日まで、玉野市総合文化センターで開かれています。




