倉敷市生涯学習推進協議会の今年度１回目の会議が開かれ、第二次生涯学習推進基本計画の内容について意見交換しました。
会議には、老人クラブや子ども会代表、それに教育関係者など協議会委員１６人が参加しました。平成１５年度からの倉敷市生涯学習推進基本計画が、今年度で満了となるため、来年度からの第２次の基本計画策定について議論を進めます。市側は「７年間の取り組みで、生涯学習は市民の生活に浸透してきた」と受け止めていますが、一方で学習活動が自己の充実にとどまってしまい、知識や技能を生かす場がないという課題も生じています。委員たちからは、「講座を世代別や地域別にしておくと、習得した知識をそれぞれに沿って地域で生かしやすいのでは」と言った意見や、「近年は、学校行事のときも、仕事などで忙しいお父さん、お母さん世代を巻き込んでいくことが困難で、三世代が揃う機会は設けにくい。知識を生かす場を作ることも難しくなっている」といった現場の意見などが出ました。市では、今日の意見を取り入れたり、市民へのアンケートを行うことにしています。次回の協議会は、来年１月に開きます。
