新たな公共交通について検討を進めてきた総社市議会の新交通システム調査特別委員会は、総社市の片岡聡一市長へ調査結果をまとめた提言書を手渡しました。
総社市議会新交通システム調査特別委員会は今年3月から路線バスに代わる新たな公共交通について検討を進めてきました。きょうの総社市臨時市議会では、およそ半年間に渡って調査をしてきた結果が報告されました。報告された内容としては、総社市内を4地区にわけて利用者の玄関から行き先へ乗ることが出来るデマンド交通を導入すること、利用者の少ない昭和地区や阿曽地区で運行中の総社こまわりくんの廃止、倉敷への乗り入れをしている山手ふれあいタクシーとの連携などです。報告された内容は全会一致で承認され、総社市の片岡聡一市長へ提言書として提出されました。議会からの提言書を受け取った片岡聡一市長は来年4月1日からの運用にむけ、議会と協力しながら進めていくことを約束しました。総社市では、今回受け取った提言書をもとにまちづくり課が中心となって、市民が利用しやすい新システムについて、4月の運用にむけ準備を進めていきます。




