倉敷市連島町西之浦地区の厄神社でも16・17日に秋祭りが行われ、御神幸祭にあわせて千歳楽が繰り出だし、賑わいました。
厄神社の秋祭りは、江戸時代後期に現在の西之浦の地へ本殿が移された際に神輿の巡行にお供をする千歳楽が作られたことに始まるといわれています。200年以上の伝統を持つ秋祭りでは、御神幸祭が営まれ、神賑わいとして千歳楽が繰り出します。17日の午後1時すぎには、旧連島街道沿いの西町公民館に設けられた御旅所に西之浦地区の西町、奥、四丁内、腕の4つの支部から大小あわせて8基の千歳楽が並び勇壮な担ぎ上げを見せました。千歳楽は、岡山県沿岸部の地域で見られる形態の太鼓台です。太鼓を叩き、伊勢音頭をアレンジした連島千歳楽の歌を歌いながら練り歩いたり、力強く差し上げたりと秋祭りを盛り上げていました。




