倉敷美観地区の阿智神社周辺できょうとあすの二日間、倉敷屏風祭が開催されます。秋晴れとなったきょう(16日)は、観光客など多くの人で賑わいました。
倉敷市の本町から東町の町内では、阿智神社の秋祭りにあわせて玄関先に屏風を飾り、花を生けて訪れた人をもてなしていました。明治時代に絶えたかつての風習を8年前、現代によみがえらせたのが「倉敷屏風祭」です。毎年屏風を公開している森田酒造では、つがいの虎が描かれた金の屏風を展示しました。この夏、店舗を改装した井木邸は、屏風祭に初参加です。店先に飾った屏風は、昭和初期のもので訪れた人たちが、古い書物などとあわせて見学していました。倉敷屏風祭は、あす(17日)も行われ、およそ30の町家や商家が、伝来の屏風や自慢の品々を飾ります。




