「くらしき男女共同参画フォーラム」が開かれ、人権尊重をテーマにした講演会が行われました。
講演会には倉敷市内からおよそ130人が参加。岡山市出身で、女性史研究家の井久保伊登子さんを講師に招きました。井久保さんは、赤磐市出身の詩人で代表作に「諸国の天女」などがある永瀬清子さんの詩を教材に、「暮らしの中の言葉の力」について語りました。講演の中で、永瀬清子の詩は日常生活の中で生まれるものがほとんどで、ごく当たり前の事柄を魅力的な言葉で表現している点が素晴らしいと話しました。井久保さんは参加者に「言葉は男女の共有財産。普段から意識して言葉を選び使うようにすれば表現力が豊かになり、自然と相手を思いやって話しをすることができる」と熱心に説明していました。




