日本ツアー中のドイツの交響楽団のメンバーが、倉敷中央病院を訪れ、四重奏の優しい音色を響かせました。
倉敷中央病院を訪れたのは、ドイツ・ブッパータール交響楽団の主席指揮者で、日本人の上岡敏之さんとフルート奏者のウド・メルテンスさんなど奏者4人です。この交響楽団は、ドイツ西部の街ブッパータールの楽団で、150年を超える伝統があります。3年ぶりの日本ツアーのため、全国10カ所を巡っている最中で、16日に倉敷市民会館で公演を行うため、倉敷を訪れています。病院での演奏は、地域社会への奉仕活動の一環とし、実現しました。4人の奏者は、モーツアルトの四重奏曲など4曲を披露しました。ヨーロッパの楽団が奏でる心地よい演奏に、患者たちは静かに耳を傾けていました。




