倉敷市の阿智神社の祭りに現れる素隠居の面づくり体験が倉敷物語館で始まりました。
面作りの体験は、地元の有志で組織する「倉敷のよさを発信する会」が市民や観光客に手作り体験を通して倉敷の魅力を感じてもらおうと企画しました。素隠居は阿智神社の春と秋の祭りに現れ、渋うちわで頭をたたいていく
キャラクターで、「じじ」「ばば」の愛称で親しまれています。参加者は倉敷素隠居保存会のメンバーでもある中村弘文さんの指導を受けながら初心者でも簡単に出来るようあらかじめ製作されたパーツを使って、飾り用の面を
完成させていきました。材料には、備中和紙や畳表なども使われ、倉敷の特産を学びながら製作することが出来ます。参加した人は、自分で作った「じじばば」の表情の違いなどを楽しみながら２時間ほどかけて製作していました。この素隠居の面づくり体験は１０月の土・日・祝日の原則 午前中に倉敷美観地区内の倉敷物語館で行われています。また各回とも先着１０名となっています。予約、お問い合わせはご覧の電話番号にお願いします。
（０８６―４２２―１６５１）
