くらしき作陽大学の教授で、世界的指揮者、八尋和美さんの教え子たち「八声会」の演奏会が開かれました。
「八声会」とは、八尋さんの苗字の頭文字「八」と歌声の「声」から名づけられました。八尋さんは、全国各地で教室を開いていて、互いに交流を深めてもらおうと年に1回、演奏会を開いています。発表会には、倉敷市からは女声合唱団「コールクライネ」が出たほか、北は長野県、南は四国まで10合唱団およそ380人が集まりました。八尋さんの指揮は、大きな動きはせずに、静かな動きで行いますが、指の先まで神経が通っているような心のこもった指揮です。教え子の中には、指導方法や人柄に惹かれ、30年以上教室に通い続けている人もいるそうです。ホールには、八尋さんの指揮で生み出す、伸びのある歌声が響き渡り、訪れた人を魅了していました。




