三菱自動車は、電気自動車の世界展開への第一歩となるヨーロッパ輸出に向けて生産を開始しました。
ヨーロッパ向けに輸出されるのは、三菱自動車の電気自動車「アイ・ミーブ」をベースにしたヨーロッパ仕様の車とプジョー・ブランド「iOn」、シトロエン・ブランドの「C‐ZERO」です。生産開始を記念して、三菱自動車工業 益子修社長などによってテープカットが行われました。益子社長は「自動車業界にとって大きなステップになる。職員一丸となって取り組んでいきたい」と抱負を語りました。三菱自動車では、今年度5,000台をヨーロッパ向けに輸出する予定です。日本仕様の電気自動車に比べてバンパーのデザインを変更したほかブレーキやペダルを改善したことで電力消費が15%向上しています。ヨーロッパでの販売は、現在、14カ国で予定しており、市場に出回るのは12月末頃になるとのことです。また、来年度には、北米向けの生産を開始する計画です。




